[結城紬・本場結城紬]
重要無形文化財指定の指定を受ける地機、また高機、縮など、いわゆる本場結城紬から、広義に結城紬と解釈される石下結城紬まで幅広く掲載しております。 本場結城紬を必要以上に高価に想わせるかのような解説や、本場結城紬のすべてが、何か特別なものであるかのような錯覚を起こさせるCM要素の強い解説は控えておりますので、少々物足りなくお感じになるかもしれません。 ご存知のように、本場結城紬は「地機」はもちろんなのですが、「高機」でさえ、その織物としてのクオリティーは極めて高いものとなります。 即ちそれは質の高い着心地が約束されているとも言い換えても良いのかも知れません。 本場結城紬には「本場結城紬」として認められる基準があります。 そしてその基準に則っていれば「本場結城紬」とされ、ある一定の品質は約束されています。 つまり、証紙に適う品質が文字通り保証されているのです。 幾百年もの古から、何も変わることのない技法にて織り続けられ、いま尚その技法にて織られている・・・ 初めて本場結城紬に袖を通された方は、確かにその極上の着心地に頷かれてしまうのです。 つまり、一度でも袖を通された方にとっては、私の稚拙な解説などまったく無用なものでもあるのです。≪※高額商品につき店舗に置いていないお品もございます。ご購入をご検討戴けます際は予めお尋ね下さいませ。≫